色はいいのに似合わない服って何?
「色は合っているはずなのに、どうもピンとこない。
似合うはずの色の服が着こなせない。
思ったイメージにならないのはどうして?」
どうもVネックが似合わない。
首元のつまったデザインは合わない気がする。
色は合っているはずなのに、どうも形がピンとこない。
首元のデザインがしっくりこない。
メイクがうまくできない。
私はカラーコーディネーターになった頃、そんな経験を何度か経験しました。似合うはずのものが着こなせない、思ったイメージにならない、どうして?って。
「繰り返しの法則」という言葉があります。
これは「同じものが繰り返されていると、人は調和を感じる」というものです。
実際に診断にお越しくださったお客様には実践を伴いながら細かくお話していますが、意外とこの法則は知られていないみたい。
例えば
【イエローベースの肌の方には、イエローベースの服やメイクが似合う】
【ブルーベースの肌の方には、ブルーベースの服やメイクが似合う】
これらはわかりやすいと思います。
もう少しおしゃれにするなら、洋服とメイク両方に同じ色を入れてみる。
するとその色が繰り返されているということで、人は調和を感じます。
それと同様に、ラインにも繰り返しの法則が当てはまります。
お顔が直線的なのか曲線的なのかによって、似合う首元のデザインが丸首なのか、Vネックなのかが変わります。
また首の長さによって、似合う首元の空き具合も変わります。
パーソナルカラーほど知られてはいませんが、首回りのデザインにも、似合う・似合わないは存在しているのです。
さらに言うと、メイクラインもこれらと関係しています。
洋服を構成しているのは、色・形・素材・サイズ。
人の目に最初に飛び込んでくるのは色だから、パーソナルカラー診断が存在しているし、注目されます。
でも洋服の構成要素は色だけではないから、形や素材の影響で「似合う色の服なのにピンとこない」ということが起こるのです。