Color Column

伊藤裕子@心と体のカラーセラピスト

父の日にも色はあるのか

日本の母の日はアメリカの少女のエピソードに由来します。
では父の日はというと、こちらもアメリカ発。
母の日の存在を知ったアメリカ人女性が父の日の制定を提唱しました。

彼女が父の墓前にバラを供えたため、父が健在であれば赤いバラ、亡くなっていれば白いバラを贈るようになったと言われています。

赤いバラの花言葉は「愛情」「熱烈な恋」
白いバラの花言葉は「尊敬」「私はあなたにふさわしい」

父の日は、日本でも母の日制定数年後に導入されています。
母の日と違うのは、父の日は「日本ファーザーズ・デイ委員会」によってイメージカラーが制定されていること。
「幸福」「希望」「明るい」「快活」「陽気」の象徴である黄色として、その年話題になった「父」にイエローリボン賞を贈っています。

映画「ひまわり」「幸福の黄色いハンカチ」や、歌「幸せの黄色いリボン」でも、黄色は未来への希望を託す色として登場します。

色彩心理的に見ても黄色は希望に満ちた未来を表す色です。

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