感情と思いやり【オレンジ:第2チャクラ】 2021.10.18 カラーセラピー/色の意味 無表情な子どもが増えています。 何を聞いても「はぁ」「べつに」という反応しか返さない学生が増えています。 何にも興味をもてない。 お友だちは、スマホとゲーム機の中にいる。 その中で生きないと、居場所がなくなると感じてしまう。 感情が麻痺し、コミュニケーションできない。 それは感情を感じる機会を封じられ、話を聞いてもらう機会を持てずにきたからです。 一朝一夕で、そんな風には育ちません。 インドのチャクラ思想をもとに見ていくと、第2チャクラのオレンジは感情を司ります。 けれど今、現代人は第2チャクラと第3チャクラが分断されてしまっていると言われています。 感情エネルギーを使わずに、頭だけで生きている。 「感情」というものは爆発的なエネルギーを持っています。 だからきちんと味わうことができると、人間の能力は格段に向上します。 しかし残念ながら、 感情を表現する機会を得られないまま大人になった人、 そもそも感情を出すことを良しとして育てられていない人はとても多い。 それは「感情」というものに対する認識がズレてしまっているからかもしれません。 泣いていたら「そんなことで泣かないの!」「泣かないで」と言われたことがある場合。 泣くことを否定された経験があると、その人にとって泣くことは悪いことになってしまいます。 だから泣きたいときに感じる感情を封印します。 「すぐ怒らない!」と言われたことがある場合。 怒るには理由があります。 その理由を聞かずに頭ごなしに「怒っている状態」を否定されてしまうのは、本人が感じたことそのものを否定されたことになります。 だから怒りを感じたときに生じる自分の意見や価値観を封印します。 さらに、怒りは二次感情と言われています。 怒りの下にはもっと大切な感情がかくれています。 感情はひとつずつしか味わうことができません。 怒りを否定されてしまうと、その下にある本当に見るべき感情も味わうことができなくなってしまうのです。 怒りと、自分勝手なわがままで喚くことはまったく別物だということを私たちは知るべきです。 「感情」は爆発的なエネルギーを持っています。 そのため、感情を味わうことを禁じられてしまうと、膨大なエネルギーを抱えることが困難だと判断した自己が、感情にフタをします。 何も感じなくするのです。 だから自分の本当の気持ちがわからなくなってしまう。 すべてがどうでもよくなってしまう。 何が嬉しくて何が楽しいのかわからなくなってしまう。 結果として、いざコミュケーションをとろうとした時にはもう手遅れ。 何を聞いても「はぁ」「べつに」という反応しか返さない子どもの誕生。 無表情な子どもの誕生です。 また、感じないから、相手を思いやることもできません。 感じないから、相手の気持ちなんてわからないのです。 カラーセラピー/色の意味コミュニケーション, 色彩心理, 色の意味, 心理学, オレンジ, 子育ての悩み 社会が大きく変わるとき【インディゴ:洞察力】 アンバランスな知識【イエロー:知識】