カラーセラピーの定義 2021.10.15 カラーセラピーと色彩心理 カラーセラピーには【定義】が存在しています。 『カラーセラピーとは、 色彩の効果を積極的に利用して心と体の健康に役立てること』 “色彩の効果”とは何か。 色彩には、生理的効果と心理的効果があるといわれています。 色の正体は光です。 目から入った光の量と質が、それぞれ脳の中のホルモンを司る部位に働きかけます。 人間は光の量によって、昼夜を感じ、身体のバランスを整えています。 生理的効果の例をひとつあげるなら『体内時計』。 だからそれが狂うとおかしくなる。 わかりやすい例が、時差ボケです。 また人間は自然の一部なので、太陽と共に生活しています。 だから日照時間が短くなる北の地域では、「Winter Blue」という冬場の鬱症状が見られるのです。 北国の冬、青空の見えない日は、世界が本当にモノトーン。 だからこそ、ボトル式カラーセラピーがイギリスやカナダという北国から生まれたのがよくわかります。 白・黒・灰色のみの世界とは、色のない世界だから。 彩りを求めるのは、人間心理からみてとても自然なことなのです。 明るくて華やかな色彩があふれている南国とは違う。 裸になってバナナを食べていれば生きていける地域で、最初のカラーセラピーが誕生するとは考えにくいから。 カラーセラピーと色彩心理