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幸せのカケラ

夫婦の秘訣【赤紫の章】オリジナル・ルールの誕生

年齢を重ねれば人として成熟し、大人になる。
そう思っていた頃がありました。

けれど実際は、歳を重ねたからといって人として完成に近づくわけではありません。
いくつになっても「お前は中学生女子か!」という成人女性はたくさんいます。

そして残念ながら、そういう人が身近にいるということは、自分にもその要素があるということ。
私たちはまず、それを自覚する必要があるのです。
どの部分なのかは人によって違いますが。

ちゃんと学んで、ちゃんと実践して、愛と思いやりを持って人に接していかないと、人間はいつまでも成長しない。
【人のふり見て我がふり直せ】とはよく言ったものです。

『赤紫』は成熟分かち合いを司っています。

結婚とは、それまで他人だった者同士がひとつの家庭を築いていくこと。
どんなに好き合っていても、お互いの価値観は違うのです。

価値観なんて、違うのが当たり前。
だから違いを楽しめるくらいがちょうどいい。
ちょっとちょっとの譲り合いは不可欠です。
とはいえ、譲れないこともあるでしょう。

そこで必要なのが、「文句を言う」ことではなく「話し合って、依頼してみること」です。

相手はどう思って動いたのか。
その行為の意味は何だったのか。

何か意図があったのかもしれないし、無意識だったのかもしれません。
自分にとっては大きなことでも、相手にとってはこだわることではないのかもしれないのです。

それは聴いてみなくちゃわからない。

「きっとこう」「たぶんこう」「この人はこういうタイプ」は、誤解を生むだけで何の役にも立ちません。

会社でやっている報連相は、家庭でこそ大切。
家庭という最小コミュニティでできない人が、社会でできているわけないでしょ?

「トイレの蓋は閉じてほしい」
「カーテンはぴったり閉めてほしい」
「靴下は脱いだらすぐ洗濯カゴに入れてほしい」

そんな小さなことが気になるのが結婚生活です。
「同じ」ばかりが見えて楽しいのが恋愛だとすると、「違い」が見えてくるのが結婚です。

その小さな違いを「不満」という形でぶつけてしまうと、相手は歩み寄ってくれません。
自ら諍いを引き起こしているのだから当たり前です。

だから最初に相手の気持ちを聴いて
自分の気持ちを伝えて
お互い納得できたらお願いしてみる。

「これはこうしてね」
「わかった、やってみる」

お願いされたら、まずやってみる。
それでも、やってみても、必ずしもお願いした側の意図通りにいくとは限りません。

そうしてまた話し合ってみる。
それでも解決しないなら…
こだわりポイントが違うのです。

相手が全力でやってくれて、それでも違うと思うのなら、意識を変えるのはお願いした側です。

 
我家も新婚当初、ありました。
がんばってもがんばっても、主人の望む形で私ができないことが。

それは、カーテンの閉め方でした。

他人が聞いたら「はぁ〜〜〜?!」と思うような、些細なことです。
それでも我家にとっては大きな価値観の違いでした。

主人はとても気になったらしく、何度も何度も言うのです。
私も「今日こそは!」と思って気合を入れてカーテンを閉めたものでした(笑)
それでも、その夜も同じことを言われて、とうとう根をあげたのです。

「ごめんなさい!わかりません。これで限界です!!」

そこでできた我家のルールが『気になった方がやる』。

ただしこのルールには、【聴く→伝える→話し合う→お願いする→引き受けて実行する】の流れが不可欠です。
これがないまま、ただ『気になった方がやる』というルールにすると、「私ばっかり」という不満が生まれてしまうから。

 
1人では築けない。
分け合って大きく育てていく。

赤紫って、そんな色。

 
(ちなみにこれだけ書くと、主人がまるで器の小さな人のようですが、違うからね。当時のカーテン事情を説明すると長くなるので割愛しますが、これは笑い話になっている、ただのエピソード例です!)

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